共依存に向き合うには勇気がいる。アルコールや薬物乱用の犠牲者とは異なり、共依存症者は自分たちの病気の結果没頭している。人を喜ばせ様とする極端な行動によってこれまでしばしば報われてきた。しかし、圧倒的な恐れ、怒り、痛み、恥辱感、絶望のために私たち多くのものは共依存的行動をとってきて長い間みじめだった。また共依存を効果的に治療するために私が発見した唯一の方法は、本書に説明したプロセスを勇気を持って始めるように人々に勧めることだ。私は治療する全ての患者に次のように言う。「あなたの回復の秘訣は自分自身の生きてきた過去を受け入れることを学ぶことです。過去を振り返り、理解し、過去の教育的とは言えない出来事で味わった環嬢を体験しましょう。なぜかというと、そうしなければ、過去に原因がある問題では軽視され、否認され、幻想として保たれ、貴方は気付かない悪霊となってつきまとうからです。あなた自身の機能不全行動により、この事態はあなたをずっと不幸にするでしょう」もっと、はっきりと私は患者たちに言う。「あなたの悪霊を抱きしめなさい。さもないと、悪霊はあなたのお尻にくらいつくでしょう」別の言い方をすると、「もしあなたが、機能不全というものを受け入れなければ、あなたはそれをくり返しながら苦しみからも逃れられない運命にあるのです」この本は、私達自身の現実に直面するための勇気と自由への道程について書かれている。(「序文」より)