心的外傷の治療技法

出版社: みすず書房
著者:
発行日: 2010-10-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784622075639
書籍・雑誌
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商品紹介

わが国において、PTSD(外傷後ストレス障害)という診断名とともに心的外傷が注目されるに至るには、1995年の阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件という大惨事を待たなければならない。本書は、大震災の地で精神科医としての人生をスタートさせた著者が、心的外傷と精神分析について述べるものである。

目次

  • 心的外傷の治療技法

    ―目次―

    I 心的外傷と精神分析
    イントロダクション
    第1章 フロイトと心的外傷
    第2章 フェレンツィの「大実験」再考
    第3章 古典を読むことをめぐって―フェレンツィの
        「大人と子どもの間の言葉の混乱」を読む

    II 心的外傷の臨床
    イントロダクション
    第4章 いじめを契機とする外傷後ストレス障害の力動的心理療法
    第5章 治療の中断をめぐって
    第6章 死と外傷―精神病水準の不安再考
    第7章 解離性障害と自殺
    第8章 PTSDの治療をめぐって
        ―日常臨床への精神分析的理解の応用

    III ある解離性同一性障害患者との心理療法・続
    イントロダクション
    第9章 カウチの導入をめぐって
    第10章 治療の終結をめぐって

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