小児科臨床ピクシス 22 小児のネフローゼと腎炎

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2010-11-25
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784521733098
シリーズ: 小児科臨床ピクシス
電子書籍版: 2010-11-25 (初版第2刷)
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

9,350 円(税込)

電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

9,350 円(税込)

商品紹介

日本の小児腎臓病医療は3歳検尿、学校検尿が早期発見・治療に大きく貢献し、腎炎やネフローゼによる腎不全は減少したといわれています。しかし、先天性よる腎不全、生物製剤の導入、薬剤の適応外使用、移植、医療援助制度など小児腎・ネフローゼを診るために必要な知識や情報に終りはありません。本書は、よりよい治療のために日々奮闘し、患児とその家族とともに現在、臨床の現場で診療にあたる中堅と若手の医師が今、現場で本当に必要な事を指南した1冊です。

目次

  • 小児科臨床ピクシス 22 小児のネフローゼと腎炎

    ―目次―

    1章 総論
    2章 ネフローゼ症候群
    3章 急性腎炎・慢性腎炎
    4章 膠原病の腎病変
    5章 遺伝性腎症
    6章 尿細管疾患
    7章 先天性腎・泌尿器疾患
    8章 慢性腎不全
    9章 社会的支援・対応
    10章 治療薬・治療法

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1章 総論

P.11 掲載の参考文献
1) Uemura O, et al. Chronic kidney disease in children. Nippon Rinsho 2008 ; 66 : 1814-20.
5) Schwartz GJ, et al. A simple estimate of glomerular filtration rate in children derived from body length and plasma creatinine. Pediatrics 1976 ; 58 : 259-63.
8) 上村治ほか. 小児慢性腎臓病の腎機能評価ツールとしてのシスタチンCの問題点. 日本小児科学会雑誌 2009 ; 113 : 335.
9) 早川英樹ほか. 小児の正常血清クレアチニン値 (酵素法) の検討 身長との関係. 医学検査 2004 ; 53 : 1285-9.
P.15 掲載の参考文献
1) 石倉健司, 本田雅敬. 急性腎炎症候群. 東京都立清瀬小児病院編. 実践で役立つ小児外来診療指針. 大阪 : 永井書店 ; 2004. p.362-364.
2) 小島洋子. クレアチニン. 日本公衆衛生協会. 日本人小児の臨床検査基準値. 1997. p.137-140.
3) 田中聡子ほか. 本邦小児の高血圧患者における基礎疾患. 小児高血圧研究会誌 2007 ; 4 : 23-27.
5) 五十嵐隆. 小児腎疾患の臨床, 改訂第3版. 東京 : 診断と治療社 ; 2008.
P.19 掲載の参考文献
1) 五十嵐隆. 小児腎疾患の臨床, 改訂第3版. 東京 : 診断と治療社 ; 2008. p.82-4.
2) 坂口弘ほか編著. 新腎生検の病理-腎臓病アトラス. 東京 : 診断と治療社 ; 2003. p.159-82.
3) 日本腎臓学会・腎生検検討委員会. 腎生検ガイドブック-より安全な腎生検を施行するために. 東京 : 東京医学社 ; 2004.
4) 日本腎臓学会. http://www.jsn.or.jp/member/members/guidelines/jinseiken.php
5) 親への説明マニュアル. 腎生検. 小児科診療. 2002 ; 65 : 1834-7.
6) Silva FG, et al. Renal Biopsy Interpretation. New York : Churchill Livingstone ; 1997. p.21-31.
P.23 掲載の参考文献
1) 日本腎臓学会・腎病理診断標準化委員会, 日本腎病理協会編. 腎生検病理アトラス. 東京 : 東京医学社 ; 2010.
5) Rogers TE, et al. Glomerular diseases associated with nephritic syndrome and/or rapidly progressive glomerulonephritis. In : Zhou XJ et al. editors. Silva's Diagnostic Renal Pathology. Cambridge : Cambridge Univ pr ; 2009. p.178-228.
P.27 掲載の参考文献
1) Bruce A, et al. 中村桂子ほか監訳. 細胞の分子生物学, 第5版. 東京 : ニュートンプレス ; 2010.
2) 特集 小児疾患における臨床遺伝学の進歩. 小児科 2009 ; 50 : 803-1232.
3) 松原洋一. 遺伝子診断-研究から臨床応用へ. 小児内科 2008 ; 40 : 1250-4.
4) 野津寛大. 腎疾患の診断における遺伝子解析の有用性. 小児内科 2009 ; 41 : 213-20.
P.31 掲載の参考文献
1) 野津寛大ほか. 腎疾患の診断における遺伝子解析の有用性. 小児内科 2009 ; 40 増刊 : 923-7.
P.36 掲載の参考文献
2) Hattori S, et al. The 1999 report of the Japanese National Registry Data on Pediatric End-Stage Renal Program. Jpn J Pediatr Nephrol 2001 ; 14 : 165-73.
3) 村上睦美. 腎臓病検診の実施成績と分析. 東京都予防医学協会年報 2005 ; 22-30.
4) 日本学校保健会心臓・腎臓等管理指導小委員会. 腎疾患患児-新・学校生活管理指導のしおり (学校・学校医用). 日本学校保健会 ; 2002.
5) 松山健. 腎臓学校検診はどのようにすべきか. 腎臓 2005 ; 28 : 29-31.
P.39 掲載の参考文献
1) Greenhalgh T, Hurwitz B. Narrative Based Medicine : Dialogue and Discourse in Clinical Practice. London : BMJ Books ; 1998. /斉藤清二ほか訳. ナラティブ・ベイスト・メディスン-臨床における物語りと対話. 東京 : 金剛出版 ; 2001.
P.43 掲載の参考文献
2) 中山健夫. EBMを用いた診療ガイドライン作成・活用ガイド. 東京 : 金原出版 ; 2004. p.82-5.
3) Gallin JI編, 井村裕夫監. NIH臨床研究の基本と実際. 東京 : 丸善 ; 2004. p.206-9.

2章 ネフローゼ症候群

P.47 掲載の参考文献
P.51 掲載の参考文献
P.55 掲載の参考文献
P.61 掲載の参考文献
2) 田村啓成, 石倉健司ほか. 小児特発性ネフローゼ症候群における細菌性腹膜炎. 日本小児科学会雑誌 2009 ; 113 : 935-8.
5) 肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症 (静脈血栓塞栓症) 予防ガイドライン作成委員会. 肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症 (静脈血栓塞栓症) 予防ガイドライン. 東京 : メディカルフロントインターナショナルリミテッド ; 2004.
P.65 掲載の参考文献
1) Avner ED, et al. editors. Pediatric nephrology, 5th edition. Philadelphia : Lippincott Williams & Wilkins ; 2003.
4) 綾邦彦. 先天性・乳児ネフローゼ症候群. 小児内科40巻増刊号, 小児疾患診療のための病態生理 1, 改訂第4版 ; 2008.
P.69 掲載の参考文献
P.73 掲載の参考文献
P.75 掲載の参考文献
2) Rose BD, et al. Mechanism and treatment of edema in nephrotic syndrome. Up to date. 2009.9.30.
3) 厚生労働省医薬食品局血液対策課. アルブミン製剤の適正使用. 血液製剤の使用指針, 改定版. 2005 ; 41-71.
5) Wu HM, et al. Interventions for preventing infection in nephrotic syndrome. The Cochrane collaboration ; 2009. Issue 2. p.1-21.

3章 急性腎炎・慢性腎炎

P.80 掲載の参考文献
P.85 掲載の参考文献
P.89 掲載の参考文献
P.93 掲載の参考文献
P.97 掲載の参考文献
P.101 掲載の参考文献
4) Farquhar MG, et al. The Heymann nephritis antigenic complex : megalin (gp330) and RAP. J Am Soc Nephrol 1995 ; 6 : 35-47.
7) Yuan H, et al. Nephrin dissociates from actin, and its expression is reduced in early experimental membranous nephropathy. J Am Soc Nephrol 2002 ; 13 : 946-56.
8) Ehrenreich T, Churg J. Pathology of membranous nephropathy. Pathol Ann 1968 ; 3 : 145-86.
P.105 掲載の参考文献
P.107 掲載の参考文献
P.111 掲載の参考文献
2) Hattori M, et al. Antineutrophil cytoplasmic autoantibody-associated glomerulonephritis in children. J Am Soc Nephrol 2001 ; 12 : 1493-500.
3) 臼井丈一, 山懸邦弘. わが国のRPGNの現状と将来の展望. 日腎会誌 2009 ; 51 : 78-83.
4) 中西浩一, 吉川徳茂. 小児科領域のRPGN. 日腎会誌 2009 ; 51 : 102-6.
5) 急速進行性糸球体腎炎診療指針作成合同委員会 (堺秀人ほか). 急速進行性腎炎症候群の診療指針. 日腎会誌 2002 ; 44 : 55-82. http://www.jsn.or.jp/guideline/
P.115 掲載の参考文献
1) 本田雅敬. Vero毒素産生大腸菌による溶血性尿毒症症候群の臨床症状と治療. ICUとCCU 1997 ; 21 (臨時増刊) : 285-92.
2) 幡谷浩史, 本田雅敬. 腸管出血性大腸炎による溶血性尿毒症症候群, 脳症の早期診断. 小児内科 1998 ; 30 : 760-3.
3) 幡谷浩史, 本田雅敬. O-157によるHUSの治療. 小児科臨床 1997 ; 50 : 1843-52.

4章 膠原病の腎病変

P.119 掲載の参考文献
P.123 掲載の参考文献
1) 今井裕一. 腎炎と腎症. 日本腎臓学会誌 2008 ; 50 : 960-73.
2) Hattori M, et al. Antineutrophil cytoplasmic autoantibody-associated glomerulonephritis in children. J Am Soc Nephrol 2001 : 12 : 1493-500.
4) 湯村和子. BVAS (Birmingham vasculitis activity score) とVDI (vasculitis damage index). リウマチ科 2007 ; 37 : 268-78.
5) 急速進行性糸球体腎炎診療指針作成合同委員会. 急速進行性腎炎症候群の診療指針. 日腎会誌 2002 ; 44 : 55-82.

5章 遺伝性腎症

P.125 掲載の参考文献

6章 尿細管疾患

P.131 掲載の参考文献
2) 武田福治, 佐野元昭. 特発性尿細管間質性腎炎 [急性, 慢性]. 腎臓症候群. 別冊日本臨牀 ; 1997. p.258-61.
P.134 掲載の参考文献
3) Reinhart SC, et al. Characterization of carrier females and affected males with X-linked recessive nephrolithiasis. J Am Soc Nephrol 1995 ; 5 : 1451-61.
9) 根東義明. Fanconi症候群. 内山聖ほか編. 専門医のための腎臓病学, 第2版. 東京 : 医学書院 ; 2009. p.568-71.

7章 先天性腎・泌尿器疾患

P.139 掲載の参考文献
P.144 掲載の参考文献
1) 佐々木尚美ほか. 小児期に末期腎不全に至った先天性異・低形成腎の発見契機と臨床症状. 日本小児科学会雑誌 2007 ; 111 : 1045-51.
2) 米田香織ほか. 多嚢胞性異形成腎 (Multicystic dysplastic kidney : MCDK) の臨床的解析. 日児腎誌 2007 ; 20 : 15-9.
4) 粟津緑. 腎尿路奇形. 小児内科 2008 ; 40 : 881-6.

8章 慢性腎不全

P.151 掲載の参考文献
P.157 掲載の参考文献
2) 本田雅敬. 小児末期腎不全の管理. 日児誌 2004 : 108 : 3-11.
4) 服部新三郎. 小児腎不全の疫学調査. 臨牀透析 2005 ; 21 : 1315-22.
5) 宍戸清一郎ほか. 本邦における小児腎移植の現況と長期成績. 移植 2007 ; 42 : 347-53.
6) 服部元史ほか. 本邦における小児腎移植-原因疾患に関する検討. 移植 2009 ; 44 : 69-78.
7) NAPRTCS (North American Pediatric Renal Trials and Collaborative Studies) 2008 Annual Report. NAPRTCS. http://web.emmes.com/study/ped/index.htm
10) 日本腎臓学会編. エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン. 東京 : 東京医学社 ; 2009. エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン. 小児CKDの治療. http://www.jsn.or.jp/ckd/pdf/CKD17.pdf
11) 河村毅ほか. 乳児への生体腎移植の経験. 日本小児腎不全学会雑誌 2005 ; 25 : 28-9.
12) 本山治ほか. 低体重児 (6600 g) への生体腎移植の経験. 小児腎不全研究会誌 1989 ; 9 : 216-9.
13) 本田雅敬. 小児における腹膜透析. Pharma Medica 2005 ; 23 Suppl : 67-81.
14) 本田雅敬. 腹膜透析治療の現況-2001. 小児PD研究会雑誌 2001 ; 16 : 44-9.
17) 宍戸清一郎. 小児の腎移植 Urologic Surgeryシリーズ 10, 腎移植と血管外科. 東京 : メジカルビュー社 ; 2001.
18) 和田尚弘. 成長ホルモン未使用の小児PD患児における長期の成長障害の経過. 小児PD研究会誌 2000 ; 13 : 32-5.
19) 宍戸清一郎. 小児腎移植. 今日の移植 2010 ; 23 : 507-13.
20) 高橋公太. わが国のABO血液型不適合腎移植の統計 第12回アンケート調査報告. 今日の移植 2008 ; 21.

9章 社会的支援・対応

P.163 掲載の参考文献
1) 服部元史. 小児末期慢性腎不全診療の歩みと現況-第53回日本透析医学会教育講演より. 日本透析医学会雑誌 2009 ; 42 : 137-44.
2) 駒松仁子. 子ども理解を深める. 谷川弘治ほか編. 病気の子どもの心理社会的支援入門-医療保育・病弱教育・医療ソーシャルワーク・心理臨床を学ぶ人に. 京都 : ナカニシヤ出版 ; 2004. p.9-54.
3) 谷川弘治. 心理社会的支援サービスの諸原則と領域. 谷川弘治ほか編. 病気の子どもの心理社会的支援入門-医療保育・病弱教育・医療ソーシャルワーク・心理臨床を学ぶ人に. 京都 : ナカニシヤ出版 ; 2004. p.80-90.

10章 治療薬・治療法

P.167 掲載の参考文献
1) 長澤公平. ステロイド治療と骨壊死. 日本医事新報 2002 ; 4099 : 19-25.
3) 幡谷浩史, 池田昌弘. ネフローゼ症候群. 小児科 2005 ; 46 : 1404-10.
P.171 掲載の参考文献
P.175 掲載の参考文献
1) 廣村桂樹. シクロホスファミド. 腎と透析 2009 ; 66 : 950-2.
6) Austin HA 3rd, Balow JE. Treatment of lupus nephritis. Seminars in Nephrology. 2000 ; 20 : 265-76.
7) 伊藤秀一. シクロフォスファミドパルス療法. 小児内科 2008 ; 40 : 1951-4.
8) 林典子ほか. シクロフォスファミドパルス療法の対象疾患の考え方. 小児内科 2004 ; 36 : 1457-61.
9) 谷澤隆邦. シクロフォスファミド-小児. 腎と透析 臨時増刊号 2005 : 619-22.
P.179 掲載の参考文献
P.182 掲載の参考文献
P.185 掲載の参考文献
P.191 掲載の参考文献
2) 服部元史. 難治性ネフローゼ症候群に対するアフェレシス療法. 小児科 2007 ; 48 : 169-176.
4) 相馬泉ほか. 小児に対するアフェレシス-小児へのアフェレシス. 日本アフェレシス学会編. 新版アフェレシスマニュアル-難治疾患の治療革命. 東京 : 秀潤社 ; 2004. p.173-80.
5) 近本裕子ほか. 抗凝固薬. 伊藤克己監. 小児急性血液浄化療法マニュアル. 東京 : 医学図書出版 ; 2002. p.32-8.
6) 相馬泉ほか. 小児に対するアフェレシス-小児へのアフェレシス. 日本アフェレシス学会編. 新版アフェレシスマニュアル-難治疾患の治療革命. 東京 : 秀潤社 ; 2004. p.173-180.
7) 江口圭, ほか編. 吸着療法. CE 技術シリーズ 血液浄化療法. 東京 : 南江堂 ; 2004. p.231-64.
P.194 掲載の参考文献
P.199 掲載の参考文献
P.203 掲載の参考文献
P.208 掲載の参考文献

最近チェックした商品履歴

Loading...