新・心臓病診療プラクティス 16 動脈硬化の内科治療に迫る

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2011-03-03
分野: 臨床医学:内科  >  心臓
ISBN: 9784830619106
シリーズ: 新・心臓病診療プラクティス
書籍・雑誌
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16,500 円(税込)

商品紹介

好評シリーズの第16巻。動脈硬化は現在,世界で“ナンバー1キラー”であり,生活習慣の変化や人口の高齢化とともに今後も増加することが予想され,それに対する総合的な治療戦略が喫緊の課題。そして動脈硬化に対する概念や診断・治療法も大きく進歩している。本書では,その動脈硬化のup-to-dateをわかりやすくかつ包括的に解説。今後の動脈硬化診療の指針になる1冊。

目次

  • 新・心臓病診療プラクティス 16 動脈硬化の内科治療に迫る

    ―目次―

    総説
     動脈硬化の内科治療に迫る

    I.変貌する動脈硬化のリスクファクター
     1.高血圧
     2.成因に迫る─インスリン抵抗性の関与─
     3.脂質異常症
     4.慢性腎臓病
     5.喫煙
     6.加齢

    II.心血管事故の予測因子
     1.高感度C反応性蛋白
     2.small dense LDLと酸化変性LDL
     3.低HDLコレステロール血症
     4.血小板凝集能
     5.アディポサイトカイン
     6.n-3,n-6多価不飽和脂肪酸比
     7.血管内皮機能評価を治療に活かす 
       ─flow-mediated vasodilatation─

    III.冠動脈疾患
     1.冠動脈疾患を診断する─狭窄からプラーク性状の評価へ─
      1)冠動脈イベントの予測には狭窄よりもプラーク性状
      2)冠動脈造影
      3)血管内超音波
      4)血管内視鏡
      5)optical coherence tomography
      6)MDCT
      7)心エコー図法
      8)核医学
     2.冠動脈インターベンションの現状と展望
      1)待機的PCIの適応─ガイドラインを読む─
      2)複雑病変に対する薬剤溶出性ステントの役割
      3)薬剤溶出性ステントの問題点と対策
      4)適応を再考する
        ─ベアメタルステント vs. 薬剤溶出性ステント─
      5)適応を再考する─PCI vs. CABG─
      6)debulking PCIをどう活用する
      7)冠動脈疾患における最新の治療戦略
        ─新世代薬剤溶出性ステントの展望─

    IV.動脈硬化病変
     1.頸動脈狭窄症を診断し,治療方針を決定する
     2.頸動脈狭窄症に対するカテーテル治療
     3.閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療の適応と成績
     4.下肢虚血に対する非侵襲療法
     5.重症下肢虚血に対する血管新生治療
     6.腎動脈狭窄の診断と治療
     7.大動脈解離,大動脈瘤に対するステントグラフト

    V.心血管事故を予防するリスクファクター管理
     1.プラーク退縮・安定化と心血管事故抑制
     2.β遮断薬の選択と臨床エビデンス
     3.レニン・アンジオテンシン系阻害薬
     4.カルシウム拮抗薬の選択
     5.ニコランジルの作用と臨床エビデンス
     6.インスリン抵抗性の治療
     7.食後高血糖の治療
     8.スタチン治療
     9.n-3多価不飽和脂肪酸
     10.アスピリン
     11.チエノピリジン系薬剤
     12.冠動脈疾患の予防を見据えた包括的慢性腎臓病治療戦略
     13.透析症例の心血管事故をどう予防する
     14.禁煙治療
     15.睡眠時無呼吸
     16.心血管事故を予防する食事指導
     17.運動療法

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