腎臓病小児のマネジメント

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2011-04-11
分野: 臨床医学:内科  >  腎臓
ISBN: 9784787818683
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4,180 円(税込)

商品紹介

小児患者のQOLを中心にして,腎臓病に対する従来のアプローチに疑問を投げかけると当時に,これからの腎臓病治療を若いドクターたちと一緒切り拓いていこうとする著者の熱意が込められている。数学者から小児科医への転身を果たした著者は,習慣や古い常識にとらわれることなく,目の前にいる患者のために何が一番いい方法なのかを日々問いかけながら診療にあたっている。

目次

  • 腎臓病小児のマネジメント

    ―目次―

    はじめに 小児腎臓病に対する不要な安静

    Clip 1 腎機能,原尿,糸球体濾過量,濃縮について
    Clip 2 一個体で血清クレアチニン値とGFRは反比例する
    Clip 3 血清クレアチニン値と身長から小児の腎機能を評価する
    Clip 4 小児においても成人同様
        血清クレアチニン値の逆数の使用で末期腎不全の
        時期を予測できるか?
    Clip 5 腎機能は一定で,突然食事の蛋白量が変化した場合,
        BUNは何日くらいでstableになるか?
    Clip 6 腎機能が突然変化したモデルを考えると,
        血清クレアチニンは何日くらいでstableになるか?
    Clip 7 イヌリンクリアランスを腎機能にかかわらず一定の投与量
        で行った場合,いつ血中イヌリン濃度は安定するか?
    Clip 8 尿中物質濃度を評価する時に,クレアチニン比を
        とることの利点,欠点
    Clip 9 まったくの無尿になった時に,BUNや血清クレアチニン値は
        どうなるか?
    Clip 10 イヌリンクリアランスを行う場合,可能なら血清イヌリン
        濃度がstableな状態を作った方がベターです。
        その意味とその利点(採血法の可能性)
    Clip 11 輸液を行う場合,たとえば外液組成をある量入れた場合,
        血管内にどれだけ残るか?
        5%アルブミンを入れた場合,維持輸液を入れた場合
        どうなるか?
        体液組成の問題との関係を考える
    Clip 12 良性家族性血尿と常染色体性劣性Alport症候群との関係は?
        発症頻度から考えて
    Clip 13 自宅での採尿で行える起立性蛋白尿の見分け方
    Clip 14 腎動脈狭窄と血漿レニン活性・・・
        上がる場合と上がらない場合
        たとえば,両腎動脈狭窄症の場合に
        カルシウムブロッカーを使用したらどうなるか?
    Clip 15 Naと水のバランス・体液量調節系と浸透圧調節系
    Clip 16 腎機能が悪化し,クレアチニンのクリアランスと
        尿素窒素のクリアランスがほとんど同等となった場合,
        renal CCrとrenal KT/V ureaの関係はどうなるか?
    Clip 17 乳児の生理的体重増加に必要なカロリー(BMR)を知ろう。
        十分な栄養をとってはじめて体重は増加する
    Clip 18 体表面積と体重との関係は?
        1:30の関係は標準的な体格の小中学生であれば
        およそ正しい
    Clip 19 総コレステロール値で有意の尿蛋白か否かを
        知ることができる
    Clip 20 小児の血清シスタチンC基準値は2歳以上であれば
        成人と同等である
    Clip 21 血清シスタチンCは腎機能低下を過小評価する
    Clip 22 尿路異常を持つ児の腎機能予後を低年齢時に予測する
    Clip 23 Tidal Peritoneal Dialysis(TPD)は小児の
        腹膜透析管理に有用である
    Clip 24 膿尿のない尿路感染症の存在を知っておかなくてはならない
    Clip 25 アレルギー性紫斑病の病巣感染として副鼻腔炎は非常に多い

    おわりに アレルギー性紫斑病の腎炎発症を早期に予測するには

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