抗精神病薬受容体の発見ものがたり

出版社: 星和書店
著者:
発行日: 2011-08-22
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784791107834
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

ジャック・ヴァン・ロッスムによって初めて提唱された統合失調症のドーパミン仮説は、時の試練に耐え続け、この疾患の最も確立された理論的根拠であり続けている。1975年のトロント大学における脳内の抗精神病薬の標的(当初は抗精神病薬/ドーパミン受容体と命名され、後にドーパミンD2受容体と再命名された)の発見は、ドーパミン仮説の最初の確認であった。この本は、その発見についての物語である。

目次

  • 抗精神病薬受容体の発見ものがたり

    ―目次―

    第1章 思考について考察する
    第2章 フレンチコネクション
    第3章 統合失調症とは何か?
    第4章 流行、思考を修理する化学物質だって? 不可能だ
    第5章 どこだろう?
    第6章 抗精神病薬による細胞膜の安定化
    第7章 研究戦略
    第8章 抗精神病薬による神経細胞膜の拡張
    第9章 抗精神病薬の治療濃度
    第10章 イエテボリなんか怖くない
    第11章 抗精神病薬/ドーパミン受容体
    第12章 統合失調症のドーパミン仮説
    第13章 D2受容体の分離、モデル
    第14章 発達、そしてD1-D2リンクの破綻
    第15章 パーキンソン病における過感受性
    第16章 クローン
    第17章 ドーパミン受容体DNAと統合失調症
    第18章 占有、PET
    第19章 D2Longer
    第20章 ノーベル賞、統合失調症、そしてDNA
    第21章 突破口
    第22章 より多くのD2High受容体こそが統合失調症の
        統一的メカニズムなのだろうか?
    第23章 D2Hight受容体は人でも見いだされるのだろうか?
    第24章 将来の薬剤とライナス・ポーリングの規則
    第25章 精神病の発火
    第26章 D2受容体発見の衝撃

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