これでわかるIBD診療のすべて

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2011-10-25
分野: 臨床医学:内科  >  消化器一般
ISBN: 9784524260737
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

炎症性腸疾患(IBD)は近年増加傾向にあるが,その原因はいまだ解明されておらず,標準治療が奏効しないケースもある。また若年層の患者が多いことからQOLへの対処などにおいて苦慮することも多い。本書では,IBD診療のノウハウについて疾患の特徴から診療の実際まで,臨床ですぐに役立つ内容をわかりやすく解説する。専門医のみならずIBDの患者を診る機会のある一般医にもお勧め。

目次

  • これでわかるIBD診療のすべて

    ―目次―

    I章 IBDってなんだろう?
     A 広義のIBD,狭義のIBDとは?
     B 潰瘍性大腸炎(UC)とは?
     C クローン病(CD)とは?
     D そのほかの類縁疾患は?

    II章 IBDの患者さんはどれくらいいる?(疫学)
     A 冠者さんの数はどれくらい?
     B 性別による違いは?
     C 発症年齢,患者さんの年齢分布は?
     D 地域による違いは?
     E 海外との違いは?
     F IBDは家族内発症する?

    III章 IBDはどのように発症する?(病因・病態)
     A 発症原因はどこまでわかってきたか?
     B 食生活の発病への影響は?
     C 腸内細菌との関連は?
     D 遺伝的素因はどの程度関与する?
     E 精神的ストレスの影響は?
     F 喫煙の影響は?
     G NSAIDsの影響は?
     H C.difficile感染,CMV感染とIBD増悪
     I IBDでの腸粘膜の免疫異常とは?
     J CDとUCの病因・病態は同じか,異なるのか?

    IV章 IBDはどうやって診断する?(診断)
     A 症候,症状からどのようにアプローチする?
     B 診断に有用なX線所見は?
     C 大腸内視鏡検査の注意点は?
     D UCの内視鏡所見の特徴は?
     E CDの内視鏡所見の特徴は?
     F バルーン小腸内視鏡検査は有用か?
     G カプセル内視鏡検査は有用か?
     H 診断に有用な病理組織所見は?
     I そのほかの重要な鑑別診断は?

    V章 IBDの治療を知ろう!(治療)
    A 潰瘍性大腸炎(UC)
     A 重症度分類と治療選択は?
     B アミのサリチル酸製剤の使い方は?
     C 副腎皮質ステロイドの使い方は?
     D 免疫調整薬の使い方は?
     E 白血球除去療法とは?
     F カルシニューリン阻害薬とは?
     G 抗TNF-α抗体療法とは?
     H UC治療薬の副作用と対策は?
     I 小児のUCの治療は成人とどこが違う?
     J 腸管(外)合併症の治療は?
     K 寛解維持療法とは?
     L 外科的治療とその適応は?

    B クローン病(CD)
     A 重症度分類と治療選択は?
     B アミノサリチル酸製剤の使い方は?
     C 副腎皮質ステロイドの使い方は?
     D 免疫調節薬の使い方は?
     E 抗TNF-α抗体療法とは?
     F 栄養療法はどうしたらよい?
     G CD治療薬の副作用と対策は?
     H 小児のCDの治療は成人とどこが違う?
     I 腸管(外)合併症の治療は?
     J 顆粒球除去療法とは?
     K 寛解維持療法とは?
     L 外科的治療とその適応は?
     M 痩孔,肛門病変への対処は?

    VI章 IBDの経過は?(予後)
     A UCの自然経過・予後は?
     B UCの治療効果・予後を予測できる因子はある?
     C CDの自然経過・予後は?
     D CDの治療効果・予後を予測できる因子はある?
     E どのような患者さんが予後不良か?
     F どのくらいの患者さんで外科手術が必要になる?
     G 発癌の頻度は?

    VII章 患者さんからよくある質問
     A 食事で気をつけることは何ですか?
     B 妊娠や出産に影響はありますか?
     C プレバイオティクス,プロバイオティクスは有効ですか?
     D ATM療法は有効ですか?
     E 漢方薬は有効ですか?

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