透析室の災害対策マニュアル 改訂2版

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2012-07-10
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784840440837
電子書籍版: 2013-09-01 (電子書籍版)
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商品紹介

基礎編(災害対策に必要な知識)、実践編(マニュアル作成のノウハウ)、資料編(被災した医療者の声)を収載した2008年刊行の初版に、東日本大震災後の内容を加筆・修正。災害時にどのように行動し、何を考えるべきか、またどう備えるべきかを根拠に基づいて解説。

目次

  • 透析室の災害対策マニュアル 改訂2版

    ―目次―

    ◆基礎編
     序章 震災体験から
      I 震災体験から感じたこと
      II 2011年3月11日何が起こったのか?
      III 本書の目的

     第1章 地震災害とはどういうものか
      I 地震の震度と透析室被害の関係
      II 災害をイメージする
      III 浦河QQ(quick quake)Index
      IV 災害関連死と透析医療

     第2章 東日本大震災における被害状況と透析医療
      I 東日本大震災における被害の実序う
      II 地域特有の岩手県の災害への取り組み
      III 原発被害による福島県の被災状況
      IV これまでの震災時における対応との比較

     第3章 災害対策の4つの原則
      I 適切な透析室災害対策
      II 被災施設における4つの基本的透析室内災害対策の
         実施状況

     第4章 透析室災害対策におけるエビデンスの活用
      I 緊急離脱についての考察
      II 震度7の地震発生時におけるライフライン状況の分析
      III 支援透析のあり方
      IV 緊急時の連絡手段に活用できるツールの紹介
      V 災害時情報ネットワークにおける支援表明
      VI 都市型災害と地域密着型災害
      VII 地震発生後の患者との連絡

    ◆実践編
     第5章 透析医療における災害対策マニュアル
      I 地震が起こったときの行動
      II 支援透析に向かうときの行動

     第6章 透析室災害対策フローチャート
      I 地震発生から安全確保までの流れ
      II 被災後の透析継続に向けた流れ

     第7章 書き込み式マニュアル作成シート
      I 地震災害の事前対策
      II 地震発生直後の行動と対策
      III 地震発生から3時間の行動と対策
      IV 地震発生数時間後からの行動と対策

    ◆資料編
     第8章 災害対策Q&A(医療関係者へのインタビューより)
     第9章 東日本大震災における宮城県での実情
         (日本透析医会のメーリングリストより)

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

引用・参考文献

P.163 掲載の参考文献
1) Moore, Harry E. And the Wind Blew (Austin, Univ. of Texas), in E. R. Quarantelli, ed. Disasters : Theory and Research, Disaster and Research, Disaster Research Center, Univ. of Delaware, USA., 1974.
2) 岡崎勝正. 透析における安全管理6 : 災害時の安全対策. 臨牀透析. 4, 1988, 415-20.
3) 赤塚東司雄. 浦河QQ Index 2006-浦河QQ Index (Quick Quake Index) 2004の改訂. 日本透析医会雑誌. 21, 2006, 413-20.
4) 赤塚東司雄. 浦河QQ Index (Quick Quake Index) の考案. 日本透析医会雑誌. 19, 2004, 441-55.
5) 赤塚東司雄. 浦河からの呼びかけ, 新潟からの返事. 透析ケア. 11, 2005, 646-52, 760-6, 867-71, 973-7, 1084-9.
6) 片渕律子. 福岡県西方沖地震で被災して : 現場より. 日本透析医会雑誌. 20, 2005, 434-42.
7) 隈博政. 福岡県西方沖地震と情報伝達. 日本透析医会雑誌. 20, 2005, 443-50.
8) 赤塚東司雄. 地震の町に来た地震. 日本透析医会雑誌. 19, 2004, 52-67.
9) 上田耕蔵ほか. 震災後関連死亡とその対策. 日本医事新報. 3776, 1996, 40-4.
10) 臼井千津ほか. 災害看護. 臨床看護. 31, 2005, 550-4.
11) 兵庫県透析医会災害対策委員会. 震災特集 : 兵庫県透析医会誌. 8 (1), 1995, 10-2.
12) 兵庫県透析医会災害対策委員会. 震災特集 : 兵庫県透析医会誌. 9 (1), 1996, 16-8.
13) 木村朋由ほか. 近隣支援. 特集 : 東日本大震災と透析医療. 透析フロンティア. 98 (22), 2012, 11-4.
14) 山川智之. 支援地の状況と課題. 特集 : 東日本大震災と透析医療. 透析フロンティア. 98 (22), 2012, 7-10.
15) 中山昌明. 被災地の状況と課題. 特集 : 東日本大震災と透析医療. 透析フロンティア. 98 (22), 2012, 2-6.
16) 木下博, 会田伸彦. 災害時の対応 : 現在 (5). 透析室・機械室の環境整備と器材・医薬品のデリバリー(1)機器. 臨牀透析. 22 (11), 2006, 1539-44.
17) 鈴木正司. 災害に学ぶ : 過去から (3). 2004年新潟県中越地震 (1)教訓と対策, およびエコノミークラス症候群への配慮. 臨牀透析. 22 (11), 2006, 1491-7.
18) 青柳竜治. 災害に学ぶ : 過去から (3). 2004年新潟県中越地震 (2)透析医療の支援について. 臨牀透析. 22 (11), 2006, 1499-504.
19) 赤塚東司雄. 災害に学ぶ : 過去から (2). 2003年十勝沖地震. 臨牀透析. 22 (11), 2006, 1483-90.
20) 隈博政. 災害に学ぶ : 過去から (4). 2005年福岡県西方沖地震. 臨牀透析. 22 (11), 2006, 1505-10.
21) 岸香代子. 緊急離脱方法の検討. 透析ケア. 12, 2006, 684-7.
22) 赤塚東司雄, 山川智之, 椿原美治. 透析室地震災害と対策およびその検証について. 日本透析医会雑誌. 20, 2005, 211-27.
23) 赤塚東司雄. 災害時慢性疾患対応のあり方について. 日本透析医会雑誌. 21, 2006, 294-9.
24) 関野宏. 体験. 臨牀透析. 2, 1986, 1212-3.

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