獣医薬理学

出版社：	近代出版
著者：	日本比較薬理学毒性学会(編)
発行日：	2013-03-25
分野：	薬学 > 薬理学
ISBN：	9784874021903
電子書籍版：	2013-03-25 （初版）

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『新獣医薬理学<第三版>』の改訂版。基礎知識を簡潔にまとめ、わかりやすく示すという方針を受け継ぎ、重要な新薬も掲載して内容を整理。獣医学教育学モデル・コア・カリキュラムに対応し、各章に一般目標・到達目標・キーワード・演習問題を配置した。

獣医薬理学

―目次―

序章　薬と薬理学
第1章　薬理作用
第2章　薬の体内動態
第3章　薬の有害作用
第4章　医薬品の基準と開発
第5章　末梢神経系に作用する薬
第6章　中枢神経系に作用する薬
第7章　オータコイドとその拮抗薬
第8章　抗炎症薬
第9章　循環・呼吸系に作用する薬
第10章　血液に作用する薬
第11章　塩類代謝と腎機能に影響する薬
第12章　消化器機能に影響する薬
第13章　ホルモン・抗ホルモン薬,ビタミン
第14章　免疫機能に影響する薬
第15章　消毒薬
第16章　抗菌薬,抗ウイルス薬,生物学的製剤
第17章　抗腫瘍薬
第18章　駆虫薬
第19章　殺虫薬
第20章　中毒と中毒治療薬

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

参考図書

P.266 掲載の参考文献

○ 吐山豊秋 : 新編家畜薬理学改訂版. 養賢堂, 東京, 1994

○ 尾崎博, 浅井史敏, 辻本元編 : 小動物の薬物治療学. オーム社, 東京, 2010

○ Riviere JE, Papich MG ed. : Veterinary Pharmacology and Therapeutics, 9th ed. Wiley-Blackwell, 2009

○ Plumb DC : Plumb's Veterinary Drug Handbook, Pocket Size, 7th ed. Wiley-Blackwell, 2011

○ 田中千賀子, 加藤隆一編 : NEW薬理学改訂第6版. 南江堂, 東京, 2011

○ 野村隆英, 石川直久編 : シンプル薬理学改訂第4版. 南江堂, 東京, 2008

○ 柳沢輝行, 谷内一彦, 布木和夫, 助川淳 : 新薬理学入門改訂3版. 南山堂, 東京, 2008

○ 遠藤仁, 橋本敬太郎, 後藤勝年, 金井好克編 : 医系薬理学改訂2版. 中外医学社, 東京, 2005

○ Neal MJ, 佐藤俊明訳 : 一目でわかる薬理学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 東京, 2007

○ 日本臨床薬理学会編 : 臨床薬理学第3版. 医学書院, 東京, 2011

○ Brunton LL, Chabner BA, Knollmann BC ed. : Goodman & Gilman's The Pharmacological Basis of Therapeutics, 12th ed. McGraw-Hill Professional, New York, 2010

○ 鹿取信監修 : 標準薬理学第6版. 医学書院, 東京, 2001

○ 越前宏俊 : 図解薬理学-病態生理から考える薬の効くメカニズムと治療戦略第2版. 医学書院, 東京, 2008

○ 渡邊康裕編 : カラーイラストで学ぶ集中講義薬理学. メジカルビュー社, 東京, 2009

○ 柳澤輝行, 丸山敬監修・翻訳 : イラストレイテッド薬理学原書5版. 丸善, 東京, 2012

○ Tennant B, 永田正訳 : 小動物の処方集第5版. 学窓社, 東京, 2006

○ 日本医薬品集フォーラム監修 : 日本医薬品集医療薬 2013年版. じほう, 東京, 2012

○ (社)日本動物用医薬品協会編 : 動物用医薬品医療機器要覧 2012年版. (社)日本動物用医薬品協会, 東京, 2012

○ 高久史麿, 矢崎義雄監修 : 治療薬マニュアル2012 (年度版). 医学書院, 東京, 2012

○ 戸塚恭一監修, 宮崎修一, 三鴨廣繁, 森田邦彦 : 日常診療に役立つ抗菌薬のPK/PD 第2版. ユニオンエース, 東京, 2012

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総論

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総論

P.3
序章薬と薬理学

P.4
1. 薬とは

P.4
図ホメオスタシス機構と原因療法薬, 対症療法薬

P.5
コラム一つの薬が医療を変える

P.5
2. 薬に関係する学問

P.6
第1章薬理作用

P.7
1. 作用の基本型式

P.7
1) 興奮と抑制

P.7
2) 直接作用と間接作用

P.7
3) 主作用と副作用

P.7
2. 作用の発現機構

P.8
1) 薬の作用点と受容体

P.8
図1-1 受容体とGTP結合タンパク質との関係

P.9
2) 細胞内情報伝達系

P.9
表1-1 GTP結合タンパク質連結型の受容体

P.10
図1-2 受容体とイオンチャネルが一緒になったニコチン受容体

P.10
3) 用量反応関係

P.11
図1-3 細胞内情報伝達を介する細胞機能の変化

P.12
図1-4 薬の作用の強さを決める因子

P.13
図1-5 対数用量反応曲線

P.13
図1-6 薬の投与量と作用の関係

P.14
4) 薬の量と作用の関係

P.14
5) 相互作用

P.14
図1-7 競合的拮抗薬と非競合的拮抗薬の作用

P.15
コラム GTP結合タンパク質とノーベル賞

P.16
3. 薬の作用の強さと持続時間を変化させる要因

P.17
1) 薬の性質

P.17
2) 薬の投与量

P.17
3) 投与法

P.17
表1-2 全身投与法の比較

P.18
4) 反復投与の影響

P.18
5) 薬の相互作用

P.19
6) 種差と個体差

P.19
コラム公害物質とノーベル賞

P.20
演習問題

P.21
第2章薬の体内動態

P.23
1. 薬の体内動態と薬理作用

P.23
1) 薬の効果と血漿中濃度

P.23
2) 投与経路と効果の発現

P.23
3) 効果の持続と薬の体内からの消失

P.23
2. 生体内変化

P.24
1) 第I相反応

P.24
図2-1 薬物の主な代謝経路

P.25
2) 第II相反応

P.26
3. 薬の生体内での運命

P.26
1) 吸収

P.26
図2-2 解離度とpHの関係

P.27
2) 分布

P.28
図2-3 血液から組織への薬の分布

P.29
3) 消失

P.30
コラムドラッグデリバリー

P.31
4. 特殊なバリアー

P.31
5. 代謝の動物種差

P.32
6. 排泄

P.33
1) 尿中排泄

P.33
図2-4 薬の尿中排泄の過程

P.33
2) 胆汁中排泄と腸肝循環

P.34
3) その他の排泄経路

P.34
7. 乳汁移行

P.35
図2-5 エリスロマイシン ( 弱塩基 ) とスルファジメトキシン ( 弱酸 ) の間質液から乳汁への移行

P.35
8. 血中動態と主要なパラメーター

P.36
1) コンパートメントモデル解析

P.36
図2-6 1コンパートメントモデルに従う薬の血漿中濃度の推移

P.37
図2-7 グラフからのコンパートメント解析 ( 2コンパートメントモデルで, 静脈内投与の場合 )

P.38
2) 分布容積

P.38
3) 半減期

P.39
4) 全身クリアランス

P.39
5) 経口投与後の体内動態

P.40
図2-8 1コンパートメントモデルに従う薬を経口投与した後の血漿中濃度推移

P.40
9. 治療的薬物モニタリング

P.41
図2-9 ジゴキシンをイヌに1日2回0. 005および0. 01mg / kgを繰り返し経口投与した時の血漿中濃度推移の予測

P.41
演習問題

P.42
第3章薬の有害作用

P.44
1. 有害作用の分類

P.44
1) 有害作用の発現に関与する要因

P.44
表3-1 主作用と副作用の逆転の例

P.45
表3-2 併用投与による有害作用の例

P.45
2) 毒性発現と薬物アレルギー

P.46
3) 薬物依存

P.46
表3-3 依存性薬物の強度と代表的な薬

P.47
2. 動物種差

P.47
演習問題

P.48
第4章医薬品の基準と開発

P.50
1. 医薬品の基準と分類

P.50
1) 医薬品の基準

P.50
表4-1 わが国において法律により規制されている代表的な薬物

P.51
2) 医薬品の分類

P.51
表4-2 毒薬, 劇薬および普通薬の分類

P.52
3) 処方と調剤

P.53
4) 医薬品の保管

P.53
2. 医薬品情報

P.54
1) 医薬品の適正使用と医薬品情報

P.54
2) 医薬品の情報源

P.54
3. 医薬品の開発

P.54
図4-1 新薬開発の手順 ( 人体用医薬品の場合 )

P.55
1) 探索研究

P.55
2) 非臨床試験

P.55
3) 臨床試験 ( 治験 )

P.55
4. 医薬品開発における動物実験

P.56
演習問題

P.58

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各論

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各論

P.61
第5章末梢神経系に作用する薬

P.62
1. 末梢神経系の分類と機能

P.62
1) 末梢神経系の分類

P.62
図5-1 運動神経, 交感神経および副交感神経

P.63
図5-2 コリン作動性シナプスの仕組み

P.64
2) 神経伝達物質とその受容体

P.64
図5-3 カテコールアミンの生合成

P.65
図5-4 アドレナリン作動性シナプスの仕組み

P.66
3) 自律神経系の臓器支配と機能

P.67
図5-5 自律神経による臓器支配 ( イヌ )

P.67
表5-1 自律神経の興奮作用

P.68
コラムアドレナリンとエピネフリン

P.68
コラム偽伝達物質とノルアドレナリン

P.68
2. 局所麻酔薬

P.69
図5-6 活動電位の伝導と局所麻酔薬の作用機序

P.69
表5-2 局所麻酔の作用に影響を与える因子

P.70
図5-7 局所麻酔薬の適用方法

P.70
表5-3 局所麻酔薬の種類と麻酔の方法

P.71
図5-8 プロカインとリドカインの構造

P.71
コラム最も古い局所麻酔薬 - コカイン

P.71
3. コリン作動薬および拮抗薬

P.72
1) コリン作動薬

P.72
表5-4 コリン誘導体の化学構造と薬理学的特徴

P.73
図5-9 頚部迷走神経刺激とAChの静脈内投与による心拍数と血圧の変化 ( イヌ )

P.73
2) ムスカリン受容体拮抗薬

P.74
3) コリンエステラーゼ阻害薬

P.74
4) コリンエステラーゼ再賦活薬

P.75
コラム猛毒サリン

P.75
図5-10 有機リン化合物で阻害されたChEのプラリドキシムによる再活性化

P.76
4. アドレナリン作動薬およびその遮断薬

P.76
1) アドレナリン作動薬

P.76
表5-5 アドレナリン作動薬の, 末梢神経系における受容体とその適応症

P.77
図5-11 心臓・血管系に対するカテコールアミン静脈内注射の影響

P.78
図5-12 カテコールアミンの血圧反応とそれに対するαおよびβ受容体拮抗薬の作用

P.78
2) アドレナリン作動性効果遮断薬

P.80
表5-6 アドレナリン受容体拮抗薬と適応症

P.81
5. 自律神経節に作用する薬

P.82
1) 神経節におけるシナプス伝達

P.82
図5-13 神経節におけるシナプス伝達と電位変化

P.82
2) 神経節興奮薬

P.83
3) 神経節遮断薬

P.83
表5-7 効果器における自律神経支配と神経節遮断薬の効果

P.84
コラム電位の発生機序

P.84
6. 神経筋接合部遮断薬 ( 筋弛緩薬 )

P.84
1) ニコチン受容体拮抗薬

P.85
図5-14 運動神経 - 骨格筋接合部

P.85
表5-8 競合性遮断薬と脱分極性遮断薬の比較

P.85
図5-15 神経刺激時の単収縮に及ぼす競合性遮断薬 ( d - ツボクラリン : dTc ) と脱分極性遮断薬 ( スキサメトニウム : SXM ) の作用

P.86
図5-16 d - ツボクラリンの構造

P.86
図5-17 スキサメトニウム, デカメトニウムの構造

P.87
2) その他の神経筋接合部遮断薬

P.87
演習問題

P.88
第6章中枢神経系に作用する薬

P.91
1. 中枢神経系と神経伝達物質

P.91
図6-1 脳の各部位

P.92
表6-1 中枢における主な神経伝達物質とその受容体

P.92
2. 全身麻酔薬

P.93
1) 麻酔薬の作用

P.93
表6-2 吸入麻酔薬を投与した時の麻酔の深度と症状

P.93
表6-3 麻酔前投与薬と使用目的

P.94
図6-2 吸入麻酔薬の構造

P.95
表6-4 吸入麻酔薬の比較

P.95
2) 吸入麻酔薬

P.95
3) 注射用麻酔薬

P.96
表6-5 注射用麻酔薬の長所と短所

P.96
表6-6 バルビツール酸誘導体の作用持続時間による分類

P.97
図6-3 ケタミンの構造

P.97
4) 蘇生薬

P.98
3. 鎮静薬

P.98
図6-4 GABAA受容体の模式図

P.99
表6-7 抗精神病薬と抗不安薬の分類と作用機序

P.99
1) バルビツール酸誘導体

P.99
図6-5 ジアゼパム, キシラジン, メデトミジンの構造

P.100
2) ベンゾジアゼピン誘導体

P.100
3) キシラジン, メデトミジン

P.100
4) 抗精神病薬

P.101
5) 抗不安薬

P.101
4. 問題行動治療薬

P.102
表6-8 問題行動治療薬

P.102
5. 抗痙攣薬

P.103
1) 抗てんかん薬

P.103
2) 中枢性筋弛緩薬

P.104
コラム破傷風と痙攣

P.104
6. 鎮痛薬

P.104
表6-9 鎮痛薬の作用部位とその性質

P.105
1) 痛覚の伝達経路とそれに関連する伝達物質

P.105
図6-6 痛覚伝導と鎮痛薬の作用点

P.106
表6-10 オピオイド受容体とそれに作用する物質

P.107
2) アヘンアルカロイド

P.107
3) 合成麻薬性鎮痛薬

P.108
4) 非麻薬性鎮痛薬

P.108
5) モルヒネ拮抗薬

P.108
6) 解熱性鎮痛薬

P.108
BOX 中枢神経興奮薬

P.109
演習問題

P.111
第7章オータコイドとその拮抗薬

P.113
1. ヒスタミンとその拮抗薬

P.113
1) ヒスタミン

P.113
図7-1 肥満細胞からのヒスタミンの遊離

P.113
図7-2 ヒスタミンの生成・分解

P.114
表7-1 ヒスタミンの作用と受容体

P.114
表7-2 H1受容体拮抗薬と作用

P.115
2) ヒスタミン受容体拮抗薬

P.115
2. セロトニンとその拮抗薬

P.116
1) セロトニン

P.116
図7-3 セロトニンの生成・分解

P.116
2) 5 - HT受容体作動薬

P.117
3) 5 - HT受容体拮抗薬

P.117
コラム高次精神機能とセロトニン

P.117
3. レニン - アンジオテンシン系とその拮抗薬

P.118
1) レニン - アンジオテンシン系

P.118
2) アンジオテンシン変換酵素 ( ACE ) 阻害薬

P.118
図7-4 アンジオテンシンの生成・分解

P.118
図7-5 レニン - アンジオテンシン系による血圧調節

P.119
3) アンジオテンシン受容体拮抗薬

P.119
4. ブラジキニン

P.120
図7-6 ブラジキニンの生成・分解

P.120
図7-7 ブラジキニンの作用

P.121
5. アラキドン酸代謝産物および関連薬

P.121
1) アラキドン酸カスケード

P.121
2) プロスタグランジン類

P.121
図7-8 アラキドン酸カスケード

P.122
表7-3 PGの作用とそれに関連する受容体

P.123
図7-9 血管系に対するTXA2とPGI2の拮抗作用

P.123
3) ロイコトリエン類

P.124
コラム食生活とプロスタグランジン ( PG )

P.124
6. 一酸化窒素およびその関連薬

P.124
1) 一酸化窒素

P.124
図7-10 血管内皮細胞で産生される一酸化窒素 ( NO ) による血管平滑筋の制御

P.125
2) 一酸化窒素関連薬

P.125
7. その他のオータコイドおよびサイトカイン類

P.126
1) エンドセリン

P.126
2) サイトカイン類

P.126
表7-4 主なサイトカインとその産生細胞および作用

P.127
演習問題

P.128
第8章抗炎症薬

P.130
1. 非ステロイド系抗炎症薬

P.130
1) 炎症の発現機構

P.130
図8-1 炎症過程と炎症メディエーター

P.131
表8-1 主な炎症メディエーターとその由来, 作用および出現時期

P.131
表8-2 抗炎症薬の臨床応用と副作用

P.132
2) 非ステロイド系抗炎症薬

P.132
図8-2 アラキドン酸カスケ－ドにおける抗炎症薬の作用点

P.133
2. ステロイド系抗炎症薬

P.134
1) 薬理作用

P.134
2) 臨床応用と副作用

P.135
3. その他の抗炎症薬

P.135
1) 消炎酵素剤

P.135
2) 痛風治療薬

P.136
3) 抗リウマチ薬

P.136
コラムステロイド系抗炎症薬の劇的効果

P.136
演習問題

P.137
第9章循環・呼吸系に作用する薬

P.139
1. 心不全治療薬

P.139
1) 心不全の病態とその薬物治療の基礎

P.139
図9-1 心不全時の心機能曲線 ( Frank - Starling曲線 ) の変化と強心薬の作用

P.140
2) 強心薬

P.140
図9-2 心不全の病態と心不全治療薬の作用機序

P.141
図9-3 心筋の収縮と強心薬の作用

P.142
3) 心臓負荷軽減薬

P.143
2. 抗不整脈薬

P.144
1) 不整脈

P.144
2) 不整脈の電気生理学的基礎

P.145
図9-4 活動電位の発生と不応期

P.146
図9-5 心房筋, 房室結節, 心室筋で発生する活動電位の形

P.147
図9-6 頻脈性不整脈の原因

P.147
3) 抗不整脈薬の作用機序と応用

P.147
表9-1 抗不整脈薬の分類 ( Vaughan - Williamsによる分類 )

P.148
表9-2 代表的抗不整脈薬の用途と副作用

P.149
3. 血管拡張薬

P.150
1) 血管平滑筋収縮の制御

P.150
2) 血管拡張薬の応用

P.150
表9-3 臨床で用いる代表的な血管拡張薬

P.151
4. 呼吸系に作用する薬

P.151
1) 呼吸興奮薬

P.151
表9-4 主な鎮咳薬

P.152
2) 鎮咳薬

P.152
3) 気管支拡張薬 ( 抗喘息薬 )

P.153
演習問題

P.154
第10章血液に作用する薬

P.157
1. 血液凝固促進薬

P.157
1) ビタミンK

P.157
図10-1 血液凝固系と線維素溶解 ( 線溶 ) 系

P.158
表10-1 血液凝固因子

P.159
2) 抗プラスミン薬

P.159
3) その他の血液凝固促進薬

P.159
2. 血液凝固抑制薬

P.159
1) クマリン誘導体

P.160
2) ヘパリン

P.160
図10-2 アンチトロンビンIII ( ATIII ) とヘパリンによるトロンビンの活性阻害

P.161
3) 血小板凝集抑制薬

P.161
4) 試験管内凝固防止薬

P.161
図10-3 血小板の活性化過程

P.162
3. 抗貧血薬

P.163
1) 鉄欠乏症貧血治療薬

P.163
2) 悪性貧血治療薬

P.163
図10-4 鉄の吸収と体内動態

P.164
3) その他の抗貧血薬

P.164
4. 血栓溶解薬

P.165
演習問題

P.166
第11章塩類代謝と腎機能に影響する薬

P.168
1. 塩類代謝作用薬

P.168
1) 体液と酸塩基平衡の異常

P.168
2) 酸性化薬

P.169
表11-1 アシドーシスとアルカローシスの分類と原因

P.170
3) 塩基性化薬

P.170
4) 輸液製剤

P.170
表11-2 代表的な輸液製剤の組成

P.171
2. 利尿薬

P.171
1) 浮腫

P.171
2) 利尿薬

P.171
図11-1 毛細血管における水の移動

P.172
表11-3 主な利尿薬とその作用パターン

P.173
図11-2 近位尿細管における水およびNa + の再吸収メカニズム

P.173
図11-3 尿細管分節の膜特性と利尿薬の作用部位 ( ウサギ )

P.174
図11-4 ヘンレループの太い上行脚のイオン輸送担体

P.175
図11-5 接合尿細管のイオン輸送担体

P.176
図11-6 NaHCO3の再吸収と炭酸脱水酵素

P.177
3) 尿崩症治療薬

P.178
演習問題

P.179
第12章消化器機能に影響する薬

P.181
1. 消化管運動や吸収に影響する薬

P.181
1) 消化管運動とその調節

P.181
表12-1 消化管のオータコイドとホルモン

P.182
2) 消化管運動や吸収に影響する薬

P.182
2. 抗潰瘍薬

P.184
1) 胃酸分泌のメカニズム

P.184
2) 消化性潰瘍のメカニズム

P.184
図12-1 胃の壁細胞における胃酸分泌と薬の作用

P.185
図12-2 胃潰瘍形成における防御因子と攻撃因子

P.185
3) 胃酸抑制薬

P.185
コラムヒスタミンH2受容体拮抗薬の開発

P.186
4) 粘膜保護薬

P.187
3. 制吐薬と催吐薬

P.187
1) 制吐薬

P.187
2) 催吐薬

P.188
コラムヘリコバクター・ピロリ菌と胃潰瘍

P.188
演習問題

P.189
第13章ホルモン・抗ホルモン薬, ビタミン

P.191
1. ホルモンの分泌異常に用いられる治療薬

P.191
1) ホルモン

P.191
図13-1 細胞間の情報伝達機構

P.192
図13-2 ステロイドホルモンと甲状腺ホルモンの作用機構

P.193
表13-1 ホルモン関連薬の臨床応用

P.193
2) 甲状腺ホルモンと甲状腺ホルモン拮抗薬

P.193
表13-2 甲状腺ホルモンの生理・薬理作用

P.194
3) インスリンと糖尿病治療薬

P.194
表13-3 膵臓からのインスリン分泌を変化させる因子

P.195
図13-3 各種インスリン製剤投与後の血中インスリン濃度変化

P.195
2. 副腎皮質ホルモン

P.196
1) コルチコステロイド

P.196
2) 糖質コルチコイド

P.196
図13-4 天然コルチコイドおよび合成糖質コルチコイドの化学構造

P.197
表13-4 糖質コルチコイドの生理・薬理作用と副作用

P.197
3) 鉱質コルチコイド ( アルドステロン )

P.198
3. 性ホルモンと子宮収縮に影響を与える薬

P.198
1) 性ステロイド

P.198
2) 子宮収縮調節薬

P.199
4. ビタミン

P.201
1) 脂溶性ビタミン

P.201
表13-5 脂溶性ビタミンの作用, 欠乏症および過剰症

P.202
2) 水溶性ビタミン

P.202
コラム女性ホルモンと内分泌撹乱化学物質

P.204
演習問題

P.204
第14章免疫機能に影響する薬

P.207
1. Tリンパ球に作用する薬

P.207
1) 免疫反応

P.207
2) 免疫抑制薬

P.207
図14-1 免疫反応と免疫抑制薬の作用部位

P.208
表14-1 アレルギーの分類と病態

P.208
3) 免疫増強薬

P.209
コラムアナフィラキシー - 命名の由来 -

P.209
2. 副腎皮質ホルモン

P.210
演習問題

P.211
第15章消毒薬

P.213
1) 第四級アンモニウム塩

P.213
表15-1 消毒薬の効果に影響する諸要因

P.214
表15-2 消毒薬の特性

P.214
2) アルコール類

P.215
3) ハロゲン系消毒薬

P.215
4) フェノール誘導体

P.215
5) 酸化薬

P.216
6) アルキル化薬

P.216
7) その他の消毒薬

P.216
コラム金属イオンの殺菌作用

P.216
演習問題

P.217
第16章抗菌薬, 抗ウイルス薬, 生物学的製剤

P.219
1. 抗菌薬

P.219
1) 抗菌活性

P.219
図16-1 MIC, subMICおよびMBCの関係

P.220
図16-2 細菌の膜構造

P.220
表16-1 合成抗菌薬の副作用と耐性メカニズム

P.221
図16-3 主なサルファ薬と葉酸代謝拮抗薬トリメトプリムの構造式

P.221
2) 合成抗菌薬

P.221
図16-4 サルファ薬, 葉酸代謝拮抗薬および抗生物質の作用点

P.222
3) 抗生物質

P.223
表16-2 抗生物質の主な副作用・毒性と耐性メカニズム

P.224
図16-5 ペニシリン系およびセフェム系の構造式

P.224
図16-6 主なアミノグリコシド系の構造

P.226
図16-7 リボソームのタンパク質合成と抗菌薬の作用点

P.227
図16-8 エリスロマイシンの構造

P.227
図16-9 オキシテトラサイクリンの構造

P.228
図16-10 クロラムフェニコールの構造

P.228
4) 抗菌薬に対する耐性

P.229
2. 抗真菌薬

P.230
1) ポリエン系抗生物質

P.230
2) アゾール系

P.230
3) その他の抗真菌薬

P.230
3. 抗ウイルス薬

P.231
BOX ヒト用の抗ウイルス薬

P.231
4. 生物学的製剤

P.232
1) ワクチン

P.232
2) 抗毒素

P.232
3) トキソイド

P.232
4) 体外診断用生物学的製剤

P.232
BOX ワクチン製剤

P.233
コラム抗生物質の世代交代

P.233
演習問題

P.234
第17章抗腫瘍薬

P.236
1. 悪性腫瘍の発生メカニズム, がん関連遺伝子

P.236
1) 悪性腫瘍の発生メカニズム

P.236
2) がん関連遺伝子

P.237
3) 獣医領域でみられる悪性腫瘍

P.237
コラムモノクローナル抗体

P.237
2. 抗腫瘍薬

P.238
1) アルキル化薬

P.238
表17-1 抗腫瘍薬の主な適応症と副作用・毒性

P.239
図17-1 抗腫瘍薬の作用点

P.239
2) 代謝拮抗薬

P.239
3) 抗腫瘍抗生物質

P.240
4) 植物アルカロイド

P.240
5) ホルモン関連薬

P.241
6) 白金錯体

P.241
7) 分子標的薬

P.241
8) その他の抗腫瘍薬

P.241
演習問題

P.242
第18章駆虫薬

P.244
1. 駆虫薬について

P.244
1) 寄生虫疾患

P.244
2) 駆虫薬の作用機序

P.244
表18-1 駆虫薬の作用機序

P.245
2. 抗蠕虫薬

P.245
1) 線虫類駆虫薬

P.245
図18-1 イベルメクチンの化学構造

P.246
2) 条虫類駆虫薬

P.246
3) イヌ糸状虫駆虫薬

P.247
図18-2 フィラリアの生活環とフィラリア予防薬の作用

P.248
4) 肝てつ駆虫薬

P.248
3. 抗原虫薬

P.249
1) 抗コクシジウム薬

P.249
2) 抗トキソプラズマ薬

P.249
3) 抗ピロプラズマ薬

P.249
4) 抗鞭毛虫薬

P.250
コラムトランスポーターの遺伝子多型とミルベマイシンの毒性

P.250
演習問題

P.251
第19章殺虫薬

P.252
1. 殺虫薬

P.252
1) 有機リン系殺虫薬

P.252
表19-1 主な殺虫薬とその作用機序

P.253
表19-2 主な殺虫薬の剤形

P.253
2) カルバメート系殺虫薬

P.253
3) ピレスロイド系殺虫薬

P.253
4) フェニルピラゾール系殺虫薬

P.254
5) ネオニコチノイド系殺虫薬

P.254
6) アベルメクチン系 ( マクロライド系抗生物質 ) 殺虫薬

P.254
2. 昆虫成長制御薬

P.255
1) キチン質合成阻害薬

P.255
図19-1 ノミの生活環と昆虫成長制御薬などの作用

P.255
2) 昆虫幼若ホルモン薬

P.256
コラム殺虫薬の歴史

P.256
演習問題

P.257
第20章中毒と中毒治療薬

P.259
1. 中毒

P.259
1) 中毒の定義

P.259
2) 動物の中毒

P.259
2. 中毒治療薬

P.261
1) メチレンブルー

P.261
2) チアミン

P.261
3) プラリドキシム

P.261
表20-1 中毒原因物質, 解毒薬・拮抗薬とその作用機序

P.262
4) アトロピン

P.262
5) ビタミンK

P.262
6) ジメルカプロール

P.262
7) エデト酸カルシウム二ナトリウム

P.262
8) D - ペニシラミン

P.263
コラムワルファリン抵抗性ネズミとスーパーワルファリン

P.263
コラム戦争が生んだ薬

P.263
演習問題

P.264

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