看護学生のためのケース・スタディ 第4版

出版社: メヂカルフレンド社
著者:
発行日: 2011-01-28
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784839213510
電子書籍版: 2011-01-28 (第4版第7刷)
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商品紹介

ケース・スタディに対する学生の理解を高めるための教材として多くの学校・学生から高い評価を得た第3版の改訂版。看護を取り巻く環境の変化を踏まえ、第4版では、ケース・スタディを教育の立場で行われ、看護実践を振り返って論理的思考を訓練するためのケースレポートと位置づけ、これに伴い内容を一新しました。幅広い解説により看護学生のみならず臨床看護師も活用できる一冊となりました。

目次

  • 看護学生のためのケース・スタディ 第4版

    ―目次―

    第1章 ケース・スタディとは   
      A.ケース・スタディの歴史的背景
      B.ケース・スタディとは何か

    第2章 看護とケーススタディ
      A.基本的看護活動とは
      B.科学的根拠に基づく看護
      C.日常の看護活動
      D.看護学生のためのケース・スタディ
      E.ケース・レポート作成にあたっての倫理的態度

    第3章 ケース・スタディにおけるケース・レポート
      A.ケース・レポートの企画と準備
      B.ケース・レポートの作成
      C.ケース・レポートの発表

    第4章 ケース・レポートの実例と解説
     ヒストリカル・スタディ1 成人
      急性心筋梗塞でPCIを受けた患者の
       心臓リハビリテーションにおける看護
     ヒストリカル・スタディ2 成人
      胃がん患者の術後呼吸器合併症に対する看護
     ヒストリカル・スタディ3 成人
      慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の看護
     ヒストリカル・スタディ4 成人
      乳がん術後の化学療法を受ける患者の自己管理に向けた看護
     ヒストリカル・スタディ5 老年
      脳梗塞により摂食・嚥下障害となった患者への援助
     ヒストリカル・スタディ6 老年
      誤嚥性肺炎を併発した認知症高齢患者の安全・安楽を
       考慮しつつ個人の尊厳を重視した看護
     ヒストリカル・スタディ7 小児
      ネフローゼ症候群患者の看護;易感染状態での
       感染予防行動を嫌がる5歳児への援助
     ヒストリカル・スタディ8 小児
      小児気管支喘息児の看護;
       学童の療養に必要なセルフケア行動の指導のポイント
     ヒストリカル・スタディ9 在宅
      産後3日目の初産婦の進行変化に対する看護
     ヒストリカル・スタディ10 在宅
      在宅後期高齢者のADL拡大に向けた看護;
       ADLが低下した老人性うつ状態にある患者に対する看護

    第5章 ケース・レポートから研究への展望
      A.研究としてのケース・スタディ
      B.ケース・レポートから研究へ

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 ケース・スタディとは

P.5 掲載の参考文献
1) Burns, N., Grove, S. 著, 黒田裕子, 他監訳 : 看護研究入門, エルゼビア・ジャパン, 2007, p.590.
2) Yin, R. K. 著, 近藤公彦訳 : ケース・スタディの方法, 千倉書房, 2008, p.13-15.
3) Merriam, S. J. : Case Study Research in Education, Joseey Bass, 1988.
4) Grbich, C. 著, 上田礼子, 他訳 : 保健医療職のための質的研究入門, 医学書院, 1999, p.168-171.
5) Stake, R. : The Art of Case Study Research, Sage,1995.

第3章 ケース・スタディに先立つ看護実践

P.35 掲載の参考文献
1) 中西睦子 : 臨床教育論 ; 体験からことばへ, ゆみる出版, 1983.
2) 厚生労働省 : 看護基礎教育における技術教育のあり方に関する検討会報告書, 2003.
3) 日本看護協会 : 看護記録および診療情報の取り扱いに関する指針, 2005.
4) 鎌倉やよい, 内海節子 : 看護過程の展開 (内海節子編 : 基礎看護学3 <標準看護講座>, 金原出版, 2003, p.456).
5) Herdman, T. H. 編, 日本看護診断学会監訳 : NANDA-I 看護診断 ; 定義と分類 2009-2011, 医学書院, 2009, p.491.
6) 松木光子 : 看護診断の現在, 医学書院, 1997, p.199.

第4章 ケース・スタディにおけるケース・レポート

P.68 掲載の参考文献
1) 山口真澄, 鎌倉やよい, 深田順子, 米田雅彦, 山村義孝, 金田久江 : 幽門側胃切除術後患者における退院後の食事摂取量の自律的調整に関する研究, 日本看護研究学会雑誌, 29 (2) : 19-26 , 2006.
2) 青木照明, 羽生信義編 : 胃切除障害のマネジメント, 医薬ジャーナル社, 2000 , p.104-106.
3) 升田和比古 : 胃を切った仲間たち ; 胃切除後遺症とその克服法, 桐書房, 2004 , p.28-40.
4) 水野秀樹, 大山繁和, 他 : 食事制限とBMI変化からみた胃癌術後栄養指導評価, 日本消化器外科学会誌, 37 (6) : 648-655 , 2004.
5) 中島佳緒里, 鎌倉やよい, 深田順子, 山口真澄, 小野田嘉子, 尾沼奈緒美, 中村直子, 金田久江 : 幽門側胃切除術後の食事摂取量をセルフコントロールするための指標の検討, 日本看護研究学会雑誌, 27 (2) : 59-66 , 2004.
P.77 掲載の参考文献
1) APA (アメリカ心理学会) 著, 江藤裕之, 前田樹海, 田中建彦訳 : APA論文作成マニュアル, 医学書院, 2004.

第5章 ケース・レポートの実例と解説

P.93 掲載の参考文献
1) 松本千明 : 医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎, 医歯薬出版, 2004, p.1-5.
2) 松本千明 : 医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎, 医歯薬出版, 2004, p.31.
P.96 掲載の参考文献
1) 木全心一 : 狭心症・心筋梗塞のリハビリテーション, 南江堂, 2009, p.3-4.
2) 森山美知子, 他 : セルフマネジメント能力の獲得を主眼にした包括的心臓リハビリテーションプログラムの有効性の検討, 日本看護学会誌, 28 (4) : 17-26, 2008.
3) 日本循環器学会 : 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン (2007年改訂版), http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_nohara_h.pdf
4) 森山美知子, 他 : 医療機関における患者教育の実態及び疾病管理サービスの利用意欲に関する調査, 病院管理, 43 (1) : 47 -48, 2006.
5) マルカム・ノールズ著, 堀薫夫, 三輪健二監訳 : 成人教育の現代的実践 ; ペタゴジーからアンドラゴジーへ, 鳳書房, 2002, p.553.
6) Knowles, M. S. : The Adult Leaner, A Neglected Species, 4th ed., Gulf Publishing, 1990, p.31.
P.112 掲載の参考文献
1) がんの統計編集委員会 : がんの統計, 2009. http://ganjoho.jp/professional/statistics/backnumber/2009_jp.html
2) リンダ・J. カルペニート=モイエ著, 新藤幸恵監訳 : カルペニート看護診断マニュアル, 第4版, 医学書院, 2008, p.756-758.
4) AARC Clinical Practice Guideline : Incentive Spirometry, Respiratory Care, 36 (12) : 1402-1405, 1991.
5) AARC Clinical Practice Guideline : Postural Drainage Therapy, Respiratory Care, 36 (12) : 1418 -1426, 1991.
6) 宮川哲夫 : 8 呼吸理学療法の要点 (氏家良人編著 : 呼吸管理の知識と実際 <The Best Nursing>, メディカ出版, 2000, p.182-183).
P.131 掲載の参考文献
1) 日本呼吸器学会COPDガイドライン第3版作成委員会 : COPD (慢性閉塞性肺疾患) 診断と治療のためのガイドライン, 第3版, 2009, p.37-40.
2) 後藤葉子, 他 : COPD重症度別にみた肺気腫患者の日常生活における障害, 日本呼吸管理学会誌, 9 (2) : 153-159, 1999.
3) 日本呼吸器学会在宅呼吸ケア白書作成委員会 : 在宅呼吸ケア白書, 2005, p.55.
4) 中西睦子監, 内布敦子, パトリシア J. ラーソン編著 : 実践基礎看護学 <TACSシリーズ1>, 建帛社, 1999, p.164-174.
5) 安酸史子 : 糖尿病患者教育と自己効力, 看護研究, 30 (6) : 29-36, 1997.
P.144 掲載の参考文献
1) 阿部恭子, 矢形寛編 : 乳がん患者ケアガイド ; 乳がんの最新情報がよくわかる!, 学習研究社, 2006, p.2.
2) 国立がんセンター内科レジデント編 : がん診療レジデントマニュアル, 第4版, 医学書院, 2007, p.55-70.
3) 濱口恵子, 本山清美編 : がん化学療法ケアガイド ; 治療開始前からはじめるアセスメントとセルフケア支援, 中山書店, 2007, p.9-16.
P.147 掲載の参考文献
1) 濱口恵子, 本山清美編 : がん化学療法ケアガイド ; 治療開始前からはじめるアセスメントとセルフケア支援, 中山書店, 2007, p.2-8.
2) 小松浩子, 他 : 成人看護学総論, 医学書院, 2010, p.210-217.
P.161 掲載の参考文献
1) 小口和代 : 脳卒中摂食・嚥下障害の治療帰結, Modern Physician, 26 (1) : 110-113, 2006.
2) 鎌倉やよい編 : 嚥下障害ナーシング, 医学書院, 2001, p.42-45.
3) 藤島一郎編 : よくわかる嚥下障害, 第2版, 永井書店, 2005, p.149-153.
4) 才藤栄一監 : 摂食・嚥下リハビリテーション, 第2版, 医歯薬出版, 2007, p.180-184.
P.178 掲載の参考文献
1) 総務省統計局 : 平成21年人口推計 (平成21年5月 : 確定値, 平成21年10月 : 概算値). http://www.stat.go.jp/data/jinsui/tsuki/index.htm (2009年10月31日にアクセス)
2) エイジング総合研究センター : 認知症・要介護高齢者の将来推計. http://www.jarc.net/?p=294 (2009年10月31日にアクセス)
3) 千葉京子, 草地潤子 : 介護老人保健施設における認知症高齢者との関わりで看護学生が対応困難となる場面の特性, 日本赤十字武蔵野短期大学紀要, 19 : 9-16, 2006.
4) 小泉素子 : 老人性痴呆疾患治療病棟の看護者が排泄ケアで抱く困難感とその患者要因についての認識, 老年看護 (日本看護学会論文集), 34 : 48-50, 2004.
5) 江見三枝子, 他 : 臨床看護・介護における対応困難状況の発生頻度と対処方法の分析, 看護技術, 51 (7) : 641-644, 2005.
6) 奥野茂代, 大西和子編著 : 老年看護 ; 概論と看護の実践, 第4版, ヌーヴェルヒロカワ, 2009, p.381.
7) 認知症介護研究・研修東京センター/大府センター/仙台センター : 改訂認知症の人のためのケアマネジメント ; センター方式の使い方・活かし方, 中央法規出版, 2008, p.28-45.
8) 田道智治, 他 : 老人性認知症疾患治療病棟におけるユニットケアの効果 ; 入院患者の行動観察をとおして, 老年看護 (日本看護学会論文集), 37 : 206-208, 2007.
9) 橋本隆彦, 他 : ユニットケアを導入した認知症疾患治療病棟での取り組み, 日本精神科看護学会誌, 49 (2) : 449-452, 2006.
P.179 掲載の参考文献
1) 中島紀恵子責任編集 : 認知症高齢者の看護, 医歯薬出版, 2007.
2) 国際老年精神医学会, 日本老年精神医学会監訳 : 痴呆の行動と心理症状BPSD, アルタ出版, 2005.
3) 堀内園子 : 認知症看護入門, ライフサポート社, 2008.
P.206 掲載の参考文献
1) 西牟田敏之, 他監 : 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2008, 協和企画, 2008, p.11.
2) 浅野みどり : 気管支喘息児とその家族を取り巻く療養環境の変化と看護, 小児看護, 31 (10) : 1347, 2008.
3) 浅野みどり : 気管支喘息児とその家族を取り巻く療養環境の変化と看護, 小児看護, 31 (10) : p.34, 2008.
4) 中野綾美編 : 小児看護学 ; 小児の発達と看護, メディカ出版, 2010, p.4.
5) 浅野みどり : 気管支喘息児とその家族を取り巻く療養環境の変化と看護, 小児看護, 31 (10) : p.210, 2008.
6) 波多野完治編 : ピアジェの発達心理学, 国土社, 1983, p.25.
7) 片田範子 : セルフケア <小児看護辞典重要用語94>, 小児看護, 22 (5) : 591, 1999.
8) D. E. オレム著, 小野寺杜紀訳 : オレム看護論, 第4版, 医学書院, 2005, p.45.
9) 及川郁子監 : 病いと共に生きる子どもの看護 <小児看護学叢書2>, メヂカルフレンド社, 2005, p.196.
10) 白井幸子 : 看護に活かす交流分析, 医学書院, 2002, p.61.
P.225 掲載の参考文献
1) 日本助産診断・実践研究会編 : 実践マタニティ診断, 医学書院, 2007, p.178-183.
2) 新道幸恵編 : 事例で学ぶ母性看護学, メヂカルフレンド社, 2004, p.75-88.
3) 太田操編 : ウエルネス看護診断にもとづく母性看護過程, 第2版, 医歯薬出版, 2009, p.18-22.
4) 中井章人 : EBMに基づく周産期リスクサインと妊産婦サポートマニュアル, ライフサイエンスセンター, 2005, p.204-207.
5) NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会編 : 母乳育児支援スタンダード, 医学書院, 2007, p.148-151, 157-165, 166-175, 176-186.
P.237 掲載の参考文献
1) 柴田博, 他 : ADL研究の最近の動向 ; 地域老人を中心として, 社会老年科学, 21 : 70-81, 1984.
2) 福田寿夫, 他 : 地方都市における65歳以上住民の主観的幸福感と抑うつ状態について, 日本公衆衛生雑誌, 49 (2) : 97-103, 2002.
3) 白石弘巳, 田上美千佳 : 事例にみるうつ病の理解とケア, 精神看護出版, 2006.
4) 河村哲 : 中・高年のうつ病, 主婦と生活社, 2000, p.34-37.
5) 山岡和枝 : 寝たきり老人の介護人の負担度 ; 一次元尺度構成の試み, 日本公衆衛生雑誌, 33 (6) : 279-284, 1986.
6) 宗像恒次 : 老人の介護行動に関する研究 <日本看護協会調査研究報告11>, 日本看護協会, 1979.

第6章 ケース・レポートから研究への展望

P.251 掲載の参考文献
1) 杉野欽吾 : 臨床看護入門, 第2版, 医学書院, 2001, p.5-7.
2) D. H. バーロー, M. ハーセン著, 高木俊一郎, 佐久間徹監訳 : 一事例の実験デザイン ; ケーススタディの基本と応用, 二瓶社, 1993, p.41-64.
3) 小川隆監, 杉本助男, 他編 : 行動心理ハンドブック, 培風館, 1989, p.101-105.
P.252 掲載の参考文献
1) 岩本隆茂, 川俣甲子夫 : シングル・ケース研究法, 勁草書房, 1990.
2) P. A. アルバート, A. C. トルートマン著, 佐久間徹, 他訳 : はじめての応用行動分析, 二瓶社, 2004.
3) レイモンドG. ミルテンバーガー著, 園山茂樹, 他訳 : 行動変容法入門, 二瓶社, 2006.
4) D. H. バーロー, M. ハーセン著, 高木俊一郎, 佐久間徹監訳 : 一事例の実験デザイン ; ケーススタディの基本と応用, 二瓶社, 1993.

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