患者さんと家族のためのがんの痛み治療ガイド

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2014-06-20
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784307101660
書籍・雑誌
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1,540 円(税込)

商品紹介

がんの患者さんが激しい痛みに苦しめられていたことは過去のものとなっており、現在の緩和ケアでは痛みのほとんどはやわらげることができます。にもかかわらず、患者さんや家族がいまだ「痛み」に対して漠然とした恐怖をいだいていることも事実です。本ガイドでは、痛みはやわらげられること、我慢する必要がないこと、痛みどめ(医療用麻薬)の上手な使い方や薬は怖くないこと、などについて47題のQ&Aを用意し、わかりやすく解説します。すべての患者さんが、がんの痛みやその不安から解放されることを願って作られた一冊です。

目次

  • 患者さんと家族のためのがんの痛み治療ガイド

    ―目次―

    第1章 痛みの治療を受けるために知っておきたいこと
    1.がんの痛みとは
    2.がんの痛みの多くは治療できる
    3.がんの痛みのメカニズム
    4.痛み治療や痛みどめに対するよくある誤解・迷信

    第2章 あなたの痛みを伝えてください
    1.痛みは本人にしかわからない
    2.痛みを説明するために知っておいてほしいこと
    3.痛み治療に役立つメモや日記
    4.痛みの伝え方のコツ

    第3章 がんの痛みに対する治療のしくみ
    1.がんの痛みに対する世界共通の治療のしくみ
      「WHO方式がん疼痛治療法」
    2.痛みどめの種類や量の決め方
    3.とん服薬の使い方
    4.がんの痛み治療の目標
    5.がん治療とがんの痛み治療の関係

    第4章 がんの痛みの治療に使われる痛みどめについて
    1.解熱鎮痛薬―弱い痛みに使う薬
    2.コデイン、トラマドール
      ―弱い痛みから中くらいの痛みに使う薬
    3.モルヒネ、オキシコドン、フェンタニル、メサドン
      ―中くらいの痛みから強い痛みに使う薬
    4.痛みどめのさまざまな製剤(のみ薬、貼付剤、
      口腔粘膜吸収製剤、坐薬、注射薬)の特徴と使い方
    5.鎮痛補助薬について
    6.痛みどめの副作用―その予防と対処

    第5章 痛み治療がうまくいっていないと感じたとき
    1.自分の痛みがうまく伝えられないとき
    2.痛みどめの副作用に不安があるとき
    3.痛みどめの使用法に不安があるとき
    4.緩和ケアチーム・ペインクリニックとは
    5.痛みどめへの抵抗感があるとき
    6.痛みや痛みどめについての相談窓口

    第6章 薬以外による痛みの緩和方法
    1.薬以外によって痛みをやわらげるさまざまな方法
    2.放射線治療とは
    3.神経ブロック療法とは
    4.自分でできる痛みへの対処法

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