ADHDの子どもたち

出版社: 合同出版
著者:
発行日: 2014-06-30
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784772611473
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:約3営業日

1,650 円(税込)

商品紹介

ADHDの経過には、周囲の理解と働きかけが大きく影響してきます。本人要因としては、多動性などの行動特徴だけでなく、二次障害としての「自分に自信が持てない、自分を大切に思えない」というマイナスの感情も経過に悪影響を与えてしまいます。反面、ADHDを持ちながら、社会で活躍したり、日々楽しく、ハッピーに生活している人も少なくありません。本書では、まず最新の医学的知見を基として、特別支援教育や発達障害支援などの社会的動向も踏まえたうえで、ADHDのある人をいかに理解するかについて考えていきます。

目次

  • ADHDの子どもたち

    ―目次―

    第1章 ADHDとは
    1 ADHDの概念と歴史
    2 ADHDの生物学的知見
     1)遺伝学的な要因
     2)脳の機能からみた要因
     3)神経伝達物質という視点からの要因
    3 ADHDの経過
    ■事例1「特別扱い」を拒んだAくん

    第2章 ADHDを理解するために
    1 診断
     1)診断基準
     2)鑑別診断
     3)併存症
    2 心理アセスメント
     1)ウェクスラー式知能検査 2)描画テスト
     3)その他の心理検査 4)行動評価尺度
    3 行動アセスメント
    4 生物学的アセスメント
     1)医学的検査 2)生物学的アセスメント 3)まとめ
    5 生活の困り感から
    ■事例2 子どものころ、私が困ったこと

    第3章 ADHDの治療・支援
    1 治療・支援の方向性
    2 環境調整、行動療法
    3 薬物療法
    4 心理療法
    5 専門プログラムからのヒント
    6 感覚統合療法
     1)感覚統合とは 2)感覚調整障害とADHD
    ■事例3:多動でじっとしているのがむずかしいB君
    ■事例4:刺激に反応しすぎて衝動的に行動するC君

    第4章 学校や家庭でできる支援
    1 連携
    2 学校でできる支援
    ◆コラム 子どもの特徴とタイミングを考えた支援
    3 家庭でできる支援 
    ◆コラム ADHDの子どもと歩んできた15年
    4 支援で大切なこと

最近チェックした商品履歴

Loading...