理学療法テキスト 運動療法学
商品紹介
患者の身体機能を非侵襲的に直接改善・向上することができる唯一の治療手段である運動療法は，理学療法において中心的な治療手技・基本的技術である．このテキストでは，理論・背景だけではなく，具体的な運動の仕方，指導の方法について，図/写真を多用して提示している．また，基本的な技術に加えて，感覚機能障害，がん，腎機能障害，熱傷，産科領域，高齢者，健康増進分野について取り上げた．
目次
- 理学療法テキスト 運動療法学
―目次―
1 運動療法の基礎・リスク管理
1. 運動療法の定義
2. 運動療法の目的
3. 運動療法の原理
4. 筋力トレーニング
5. 運動療法におけるリスク管理
2 コンディショニング（全身調整）のための手段
1. デコンディショニング，廃用症候群
2. コンディショニングを図るための各種手段
3 関節可動域制限に対する運動療法
1. 四肢関節の運動学
2. 関節可動域制限の病態と原因
3. 関節可動域制限に対する運動療法における準備
4. 関節可動域制限に対する運動療法の種類と意義
5. 関節可動域制限に対する運動療法の実際
4 筋機能障害に対する運動療法
1. 骨格筋の機能
2. 筋力を規定する因子
3. 筋機能障害の原因
4. 筋収縮の様式
5. 筋力トレーニングの種類
6. 筋力トレーニングの実際
5 協調運動障害（運動失調とバランス機能障害）に対する運動療法
1. 協調運動
2. 協調運動障害
3. 運動失調に対する運動療法
4. バランス機能
5. バランス機能障害に対する運動療法
6 基本動作能力・歩行能力再獲得のための運動療法
1. 基本動作
2. 基本動作指導における運動学的視点
3. 獲得すべき基本動作の指導方法
7 全身持久力改善のための運動療法
1. 体力
2. エネルギー代謝
3. 運動時の呼吸・循環反応
4. 全身持久力を規定する因子
5. 運動負荷試験
6. 運動処方
7. 全身持久力改善のための運動療法の効果
8 感覚障害に対する運動療法
1. 身体平衡と感覚
2. 感覚障害を呈する代表的な疾患
3. 感覚障害に対する運動療法の目的
4. 感覚障害に対する運動療法時のリスク管理
5. 感覚障害に対する理学療法評価
6. 感覚障害に対する運動療法の実際
7. 感覚障害に対する運動・生活指導
ス
9 がん患者の運動療法（1）─がん総論および周術期
1. がんのリハビリテーション総論
2. がん治療
3. 周術期における運動療法を中心とした理学療法
4. リンパ浮腫を有する患者の運動療法を含む理学療法
5．転移性骨腫瘍を有する患者の運動療法を中心とした理学療法
10 がん患者の運動療法（2）─放射線療法と化学療法，緩和ケア
1. 放射線療法
2. 化学療法
3. 放射線療法・化学療法期の運動療法
4. 緩和ケア
11 腎機能障害者の運動療法
1. 腎機能障害
2. 腎機能の指標
3. 腎機能障害に対する治療
4. 腎機能障害者に対する理学療法評価と運動療法
12 熱傷患者の運動療法
1. 熱傷
2. 熱傷患者の病期と理学療法適応
3. 急性期熱傷患者の理学療法
4. 回復期および慢性期の熱傷患者の運動療法
13 産科領域における腰痛と尿失禁に対する運動療法
1. 産科領域における運動療法の現状
2. 妊娠による身体的変化
3. 産前・産後における腰痛
4. 産前・産後の腰痛に対する運動療法
5. 尿失禁
6. 尿失禁に対する運動療法
14 高齢者の運動療法
1. 高齢化の動向
2. 加齢に伴う運動・精神機能の変化
3. 高齢者の運動療法
4. 高齢者の転倒予防に対する運動療法
15 健康増進のための運動療法
1. 平均寿命と健康寿命
2. 健康増進分野と理学療法
3. 対象となる主な生活習慣病
4. 生活習慣病改善と健康増進のための運動療法
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