白血病診療Q&A

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2015-04-10
分野: 臨床医学:内科  >  血液
ISBN: 9784498125889
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商品紹介

血液専門医が日常診療で白血病治療を行う際に遭遇する数々の疑問に答えるべく、特に造血器腫瘍診療ガイドラインだけでは不十分な部分を補完するよう必要な項目をQ&A形式で解説する.

目次

  • 白血病診療Q&A

    ―目次―

    I 基礎事項
     1. 次世代シークエンサーで明らかにされた
    白血病のゲノム異常は?
     2. 白血病におけるエピゲノム異常と予後の関係は?
     3. 白血病幹細胞とは? 
     4. 細胞表面抗原の読み取り方は? 
     5. 形態異常の定義は? 
     6. 形態異常から染色体異常を予測できるか?

    II 急性骨髄性白血病(AML)
     1. 予後分類の現状と今後考慮される予後因子は?
     2. 日常診療でFLT3,KITなどの遺伝子検査を実施すべきか?
     3. nonAPLに対してIDR(DNR)+Ara-Cを超える寛解導入療法は?
     4. AMLの寛解導入療法におけるGOの動向は?
     5. 寛解導入療法が奏効しなかったAML
        (primary induction failure)に対する次の治療は?
     6. 何歳まで標準の化学療法が可能か?
     7. 高齢者のAMLに対する治療は? 
     8. nonAPLに対する至適な地固め療法は? 
     9. 中間リスクの若年者AMLの第1寛解期に同種移植は必要か?
     10. KITの活性型変異陽性のCBF白血病に対する寛解後療法は?
     11. 75歳以上のAML患者.外来での芽球コントロールの方法は?
     12. APLに対する至適な寛解導入療法は?
     13. APLの至適な地固め療法は? 
     14. APLの至適な維持療法は? 
     15. APLの寛解導入療法における亜ヒ酸の位置づけは?
     16. APLの地固め療法における亜ヒ酸の位置づけは? 
     17. APLの治療におけるGOの位置づけは?
     18. APLの治療方針決定におけるMRD(PML-RARA mRNA)検出の
        意義は?
     19. 亜ヒ酸で第2寛解期に入ったAPLのその後の治療法は? 
     20. APLに合併するDICに対する至適治療は? 
     21. 混合表現型急性白血病に対する治療は?

    III 骨髄異形成症候群(MDS)
     1. MDSの予後分類は? 
     2. 低リスクMDSに対する標準治療は何か?
     3. 高リスクMDSに対する標準治療は何か? 
     4. 低リスクMDSに対するアザシチジンの有用性は?
     5. MDSおよびMDSから移行したAMLに対して何歳まで
       同種移植が可能か? 
     6. MDSから移行したAMLに対する同種移植前の
       芽球コントロールは?
     7. 高リスクMDSの同種移植前にアザシチジンの投与は有効か? 
     8. MDSの同種移植後のアザシチジンの適応は? 
     9. 慢性骨髄単球性白血病に対するアザシチジンの有用性は?

    IV 急性リンパ性白血病(ALL)
     1. 成人ALLに対して何歳まで小児プロトコールを適応すべきか?
     2. ALLにおける初期治療に対する反応性の意義は? 
     3. ALLにおけるMRD評価の意義は?
     4. 第1寛解期のALLに対する同種移植の適応は?
     5. 移植後再発のALLにDLIの効果は期待できるか?
     6. 移植適応Ph陽性ALLに対する至適な
        寛解導入療法・地固め療法は?
     7. Ph陽性ALLに対する移植後のTKI投与は?
     8. 同種移植の適応とならないPh陽性ALLの治療は?

    V 慢性骨髄性白血病(CML)
     1. CMLの治療効果判定におけるAMP-CML法と国際標準法の相関は?
     2. BCR-ABLの点突然変異の解析方法は? 
     3. 初発時に付加的染色体異常を認めたCML-CPの治療は?
     4. CML-CPにおける移植の位置づけは?
     5. 第2世代ABLチロシンキナーゼ阻害薬の長期の副作用は?
     6. 第2世代ABLチロシンキナーゼ阻害薬で治療を開始した際に
       3カ月時点でのBCR-ABL(IS)10%をどのように評価するのか?
     7. CML-CP治療における第2世代チロシンキナーゼ阻害薬の
       ボスチニブの位置づけは?
     8. 第3世代チロシンキナーゼ阻害薬ポナチニブの有効性は?
     9. MMR達成例に対する第2世代チロシンキナーゼ阻害薬の
       切り替えは?
     10. Drug-offを目指す際のインターフェロンの有効性は?
     11. 慢性期のCMLにおいてチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の
        中止は可能か?
     12. 妊娠を希望する女性CML患者に対する治療は?

    VI 慢性リンパ性白血病(CLL)
     1. CLLに対する治療開始基準は?
     2. CLLの標準治療は?
     3. 日常診療でCLLの予後分類に何が有用か?
     4. Richter症候群化したCLLに対する治療方針は?
     5. CLLに対する新規薬剤の開発状況は?

    VII 支持療法
     1. 造血器腫瘍で将来の挙児を希望する患者への対応は?
     2. 顆粒球輸血の適応とその有効性は? 

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