発達障害の薬物療法

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2015-07-10
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753310944
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

2,640 円(税込)

商品紹介

発達障害やトラウマをめぐる理解と診断が混乱をしているために起こってしまう誤診。そこから生じてしまう多剤・大量処方。そうしてこじれてしまった症例が,筆者の外来を多数訪れる。本書ではまず,発達障害とトラウマを見落とさないために,その診断と治療に関する整理を行い,ついで少量処方の実際と,いくつかのパターンに分けられる,誤った診断に基づく誤った処方の具体例,そうした症例に対処する治療実践について,臨床的な経験を提示する。そして最後に,このような少量処方の臨床が有効な根拠についての試論を行う。精神科医療で大きな問題となっている多剤・大量処方の現状を改新すべく,臨床というフィールドワークにおける試行錯誤から得た経験の集大成として著者が提示する,エキスパート・オピニオン。

目次

  • 発達障害の薬物療法

    ―目次―

    第1章 発達障害とトラウマへの薬物療法
    第2章 発達障害はどこまで広がるのか
    第3章 発達障害とトラウマ
    第4章 統合失調症診断と抗精神病薬による治療をめぐって
    第5章 気分障害をめぐる混乱
    第6章 気分障害をめぐる誤診のパターン
    第7章 少量処方
    第8章 EMDRを用いた簡易精神療法
    付録1 発達障害の診療のコツ
    付録2 パルサーを用いた4セット法による簡易EMDR

最近チェックした商品履歴

Loading...